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愚者の人生。

10/25 SASPLデモ スピーチ「人間なめんな!」


SASPL DEMO FINAL@shibuya 2014/10/25 - YouTube
※動画説明文からスピーチに飛べます。58:02~

 沿道の皆さんこんにちは。STUDENTS AGAINST SECRET PROTECTION LAW S.A.S.P.L SASPLと申します。

 さて、今日私は、私の、怒りを表明するためにここに立ちます。

 熟議をせずに、強行採決をする。憲法改正の手続きを踏まずに、解釈改憲などという姑息な手段に出る。消費税を上げる。学問を軽視し、目先の利益にひた走る。これらは現安倍政権がやってきたことであり、またこれからやろうとしていることでもあります。私たちの声を聞くことなく、独善に陥った安倍政権、私はこれに対して怒っています。

ですが、そんな安倍政権に一つ、感謝することがあるとすれば、今の政治に対し、おかしいと声を上げる人が出てきていることです。

 おかげで、おかしいものにはおかしいという、路上に立って声を上げる、そういったことをするのに、何ら恥じ入る必要がないことに私たちは気付きました。そして、日々、様々なことで疲れながらも、限られた自分の時間を使って、政治の動向に目をやり、知らないことは学び、自分に何ができるかを模索する。そういった民主主義に伴う苦労も私たちは知りました。
 おそらく、間接民主主義の名の下に、私たちは安住しすぎたのでしょう。思えば幼い時から、政治というと、どこか自分とは別の世界で行われる、絵空事のようなものでした。しかし彼らは単に、制度としての私たちの代表に過ぎません。この、私たちのです。

 目を背けている人、耳を塞いでる人、PCの前でニタニタ笑ってる人。いつまでそうしていますか。楽しいことはいくらでもある時代です。自分たちに関することを勝手に決められて、息苦しい世の中になっても、その中で延命措置のようなみみっちい娯楽を見つけて生きていきますか。それは違うと思います。

 この社会で起きていることは全て私たちにとってのことのはずです。もちろんその全てにコミットすることはできません。だからこそ、自分の頭で考え、判断する必要があるのです。そして現にそうすべきときはすでに来ているのです。


 「デモって何か危ないんじゃないの」
 「デモをやって何かが変わると思っているのか」
 こうした意見は未だに耳にします。はっきり言います、聞き飽きました。
 例えば想像してください、何か切実な問題が起きたとして、自分一人ではどうすることもできなくなったとき、その声を押し殺して泣きますか。叫び声一つも上げることができない社会を望みますか。

 エジプトのアラブの春を、NYのオキュパイウォールストリートを、スペインのM-15運動を、そして香港の路上に立つ黄色い傘を持った学生たちを思い出して下さい。私たちに暴力は必要ない。私たちはこの音楽という、最も美しく平和な武器を持ち、自分の足で歩き、自分の声で、自分の言葉で叫ぶのです。
 もう一度言います。時が来ました。世の中の様々なことに目を配り、自分の頭で考え判断するときが、です。そして、暴挙を続ける安倍政権に私たちが言うことを聞かせる番が来たのです。


 おそらく道のりは長い。すぐには変わらない。でも絶対に変わらないなんて誰が言えるんだ。
 先は長い。俺たちもすぐにおっさんになって、次の奴らが出てくる。でも次の奴らもきっとこうして立ち上がる。受け継いでいくんだ、ずっとそうやって行くんだ、不断のプロセスなんだ。このままだったら恥ずかしくて、未来に生きる人達にこの社会を明け渡せないじゃないか。そのために今立ち上がるんだ。そのための力を、皆も、俺も、一人ひとりが持ってる。その、一人の力が、人間一人の力が小さいなんてことがあるか、人間なめんな!

 その力を持っていることに気づいてない人、その力を誤って使うことを恐れている人、疲れるからって、めんどくさいからって、その力を手放してしまう人。違うんだそうじゃないんだ、その力を正しく使う道を見つけるんだ。その力を正しく使う方法はあるはずなんだ。俺たちは今、試されているんだ。


 Stand up for your Rights!だからこうして立ち上がったんだ。俺たちで始めるんだ。絶対に変わる。民主主義を俺達の手に!


 最後に、平和と、民主主義のために立ち上がり闘ってきた先人たち、そして今、こうして共に声を上げ、共に歩く仲間たち、そしてまだ見ぬ未来に立ち上がる、来るべき人々。全ての人に、尊敬の挨拶を。
 2014年10月25日、私は特定秘密保護法に反対します。
 終わります、ありがとう。